テキスタイル
Airedale
エアーデール® 2020年春夏
緯糸に2/72普通撚りの糸、ぬる味と滑らかなドレープ感を。
夏物クールウールのマスターピース(代表作品)、
ミユキ・エアーデール。
SUITS & JACKETS line-up
夏物クールウールのマスターピース、ミユキ・エアーデール。
春夏シーズンの代表作エアーデールは、経糸にシャリ味の強撚糸を、緯糸にぬる味の普通撚りの糸を打ち込むことにより、2つの手触りを合わせ持つ独特の風合いを持つ服地となりました。
このエアーデールは緯糸の“軽さ”により、ともすればボテっとした重量感を感じてしまいがちな強撚糸使いの服地の風合いにならず、軽やかな軽快感を保持したまま、さらりとしたタッチと滑らかな“ドレープ”を実現しています。文字通り、谷あいの爽やかな風を運ぶかのような清涼感のある服地となったエアーデールです。
今季の装いの気分にマッチした「こなれ感」は、ややビンテージ調の色柄で表現されています。エアーデールなら、暑い夏でもエレガントなルックを保てます。
エアーデールの無地アソートは引き続き多用途にお仕立ていただける、ユーティリティ 度の高いアソートとなっています。全色に*弱撥水加工付き、2020年春夏のエアーデール。
*弱撥水加工は、初期値は5級を達成しますが、その後のクリーニングの度に効果が漸減してゆきます。恒久的な効果ではありません。
エアーデールについて
西ヨークシャーに位置する風光明媚で爽やかな風を運ぶ渓谷は、エアーデールと呼ばれ、谷あいの川はヨークシャーデールズにあるエアアヘッドスプリングスの川の起源から伸び、スキップトン(Skipton)を経てキーリー(Keighley)、ビングリー(Bingley)、シプリー(Shipley)を通り、リーズとキャッスルフォードを通り、エアミン(Airmyn)のオース川に合流します。
渓谷の名前よりもこのエリアを発祥地とするテリア犬、エアーデールテリアによってその名前をご存知の方も多いでしょう。御幸毛織はこの名前を1984年(昭和59年)の商標登録完了より、服地の商標として使用してきました。実は34年もの長きに渡り皆様にエアーデールと呼ばれる服地は供給され続けてきたのです。もちろん、画一的な品質や糸使いの制約があったわけではなく、エアーデールはその時々で服地のキャラクターを変化させて行ったのです。